2005-03-18 第162回国会 参議院 本会議 第8号
このうち、イージス型護衛艦が装備するミサイルによるシステムはこれまで良好な試験結果を収めており、またペトリオットミサイルによるシステムは現に実戦にも配備されているものであります。どのような兵器でも百発百中を保証することは難しいと思っております。しかし、いずれのシステムも技術的信頼性は現在において高いと考えております。
このうち、イージス型護衛艦が装備するミサイルによるシステムはこれまで良好な試験結果を収めており、またペトリオットミサイルによるシステムは現に実戦にも配備されているものであります。どのような兵器でも百発百中を保証することは難しいと思っております。しかし、いずれのシステムも技術的信頼性は現在において高いと考えております。
我が国のミサイル防衛システムは、ほぼ我が国全域をカバーするイージス型護衛艦が装備するミサイルによるシステムと、これによる破壊をくぐり抜けた弾道ミサイルに対して目的地付近上空での破壊を目的としたペトリオットミサイルによるシステムの二段階の防御から成り立っております。
我が国のミサイル防衛システムは、ほぼ我が国全域をカバーするイージス型護衛艦が装備するミサイルによるシステムと、これによる破壊をくぐり抜けた弾道ミサイルに対して目的地付近上空での破壊を目的としたパトリオットミサイルによるシステムの二段階の防御から成っております。 どのような兵器システムでも、百発百中を保証することは難しいと思っております。いずれにせよ、広く国民の安全を守るためのものであります。
先般、艦艇の交代時期を迎えるに当たって、イージス型護衛艦を派遣することにより、指揮に当たる艦艇の今後の派遣ローテーションの柔軟性が確保されることに加えて、補給活動の安全性及び隊員の居住環境が改善されることを考慮して、派遣が妥当と判断したものであります。 同艦の派遣は、テロ対策特措法に基づく協力支援活動の一環であり、米国の対イラク攻撃を支援するものではございません。 イラク問題についてです。
したがいまして、全体を統制する司令部的な機能が必要でございますが、これはヘリコプター搭載型護衛艦、すなわちDDHと、イージス型護衛艦、DDGでございますが、これのみが備えているものでございます。ヘリコプター搭載型護衛艦は四隻ございますが、一隻はドックに入っておりますので三隻しか稼働状況にございません。 そうしますと、その三隻で繰り回していくことは非常に難しい、困難性があるということでございます。
そうしますと、イージス型護衛艦が四隻あります。そのうち一隻がドックに入っています。一隻はインド洋に行く場合がございます。そうしますと、二隻は稼働状況にあるわけでございますし、DDHが出ております間は三隻、稼働状態にあります。
それはDDHとイージス型護衛艦しか持っていないもの。DDHでずっと三隻しか稼働艦はありませんから、一隻ドックに入っておりますので、これで回していくことは極めて厳しいということが一年たって認識をされたということが一点。
ただ、先ほど前原委員の御指摘にもありましたが、イージス型護衛艦とDDHに、では何が差があるのだろうかということを考えてみたときに、それは、リンク16を積んでいる船があるということと、それからイージスシステムの違いなのですね、これは。そうしますと、この違いというのは何度も御説明を申し上げました。
司令部機能というものを持っておりますのはヘリコプター搭載型護衛艦DDHとこのイージス型護衛艦DDG、これだけが有しております。スペースからいって全然違うわけですし、積んでおる機材が違います。これがDDHだけですと四隻、一隻はドックに入っていますから三隻。その司令部機能を持った船がおりませんと、そこでのオペレーションというのはきちんとできません。
それに、今回、DDG、イージス型護衛艦を加えますことによって、隻数でいえば八隻、実際は六隻ということになろうかと思いますが、それで繰り回していくということに相なります。ですから、現地にイージスがいないということも当然起こるわけでございます、ローテーションで回していくわけでございますから。したがって、常にイージスがいるということになりません。